木更津消防署体験入署レポート
2016年が終わりを告げようとしている今日この頃
不安定な気候に体調お変わりありませんでしょうか。
ご安全に!
新日鐵住金かずさマジック
マネージャー 沖崎です。
本日は11月より行わせて頂いた「木更津消防署体験入署」について日記を書かせて頂きます。
まずはこの体験入署に関し、多大なるご協力・ご尽力を頂きました木更津消防署に大変感謝しております。
ありがとうございました。
消防隊員とは常に万全の準備を怠らない集団であり人命を扱う職種。
チームとして個人として一切の妥協・ミスが許されない中、日頃から極限の状態を想定し、乱れぬチームワークで全員が成功に向かい精進を重ねている方々に己にも何事にも負けない心の強さを学ばせて頂きたく。
また、不測の事態にも個々の判断にて柔軟かつ迅速に対処していかなければならない。
瞬時の判断、ミスが許されないチームワーク等、野球に通じるヒントがあると思い計画・実行させて頂きました。
己に厳しく決して諦めることなく訓練を行う隊員の方々は口を揃え、
「自分たちが諦めたら救えるものも救えない」
「どのような状態でもベストを尽くす準備を日頃からしている」
「現場に到着するまで、自分の目で見るまで状況が分からない、到着後瞬時に指示を出しベストな方法で対処していかなければ自分たちの命も危ない。そのために日頃の訓練とイメージが大事」
チーム一丸であり、意思疎通ができている。全員が同じ方向を向いてる集団であった。
訓練中は罵声が飛び交う。
指揮を執る隊長はストップウォッチ・拡声器を手に持ち叫ぶ
「遅い!そんなんじゃ助けられない!」
「もたもたしてたら炎の範囲が広がるぞ!」
「そんなんでレスキューが務まるか!!」
罵声を浴びながら隊員は歯を食いしばり己の限界にチャレンジしてる。
隊長は問う
「それでお前は満足か?」
「諦めるのか?楽になるぞ!辞めてもいいんだぞ」
諦めずにやりきる隊員!終了後即座に隊員は言った
「満足出来ていませんので反省します!!!」
自主的に腕立て伏せを行う隊員。
次は自分の番だとドキドキしているマジック選手。
その顔からは緊張が見て取れる。
罵声と声援が入り混じる中、歯を食いしばり叫びながら訓練に挑む選手。
時には全員の足・声・歩幅が揃うまで永遠とランニングを行う。
2日間のカリキュラムにて計7回。1班8名から10名の参加で延べ72名受けさせて頂きました。
己に負けない精神力!
絶対に諦めない強い思い!
妥協・甘えを許さない集団!
そしてなにより、やり遂げた仲間に対しての喝采!命を預ける仲間・チームに対しての信頼間がすごい!
各選手は複数回参加しなにを感じたのだろう。
野球とは全く違うものでただ訓練をしただけと今回の経験を野球と離して考える事だけはやめてほしい。
瞬時の判断、消防隊員の方々の抜群なチームワーク、実践を想定して日頃から極限状態へ追い込む自分への強さ。
日頃の練習から頑張らなければ試合では絶対に不安になる。
あと一歩の球際が捕れるかどうかは日頃の取り組みだと思う。
今回プロフェッショナルな方々に学んだ、決して現状に満足することなく、
常に新しい自分を追い求めて欲しい。
最後になりましたが今件チームと消防署の橋渡し役引き受けて頂きました、
木更津消防署警防隊・千葉県野球連盟審判部所属であります、
吉野弘則様に関しましては感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。今後ともかずさマジックをどうぞ宜しくお願い致します!
ご安全に!
沖崎
- 掲載日:
2016年12月28日