君津球場日記

沖崎の小言

梅雨らしくない日々が続き湿度の高い毎日。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

日頃よりご観覧頂きありがとうございます。

 

更新遅くなり誠に申し訳ございません。

新日鐵住金かずさマジック マネージャー 沖崎です。

 

いよいよ今月14日より第88回都市対抗野球大会が東京ドームにて開幕致します。

都市対抗野球大会は社会人野球プレイヤーの目指す場所であり、社会人野球の全てと言っても過言では無いと思います。

会社では作業服で社業を行い、その後ユニホームに着替え泥にまみれ練習に励む。家に帰れば父の選手もいる。

ベテランと呼ばれている選手が一球に、一打に喜び涙する。会社・職場の思い、家族の思い、地域の思い、様々な思いを背負い、負けたら終わりのトーナメントに挑む!!

続ければ続けるだけ背負うものが増えていく。志半ばでユニホームを脱いだ同期、後輩、先輩、そして応援してくださる方々。

誰の為、何のために野球をするのだろう。

 

全国32チーム出場の中でかずさマジックは予選に勝てず都市対抗への出場はなりませんでした。

南関東予選3試合、のべ2,200人の方々にご声援賜りました。皆様の絶大なる声援を背に戦いに挑みましたがご期待に応えられる結果とはなりませんでした。

勝利になにが足りなかったのか、なぜ勝てなかったのか。どうすれば勝てるのか。課題はたくさんあり、一つ一つクリアにしていかなければならない。

しかし、明確に言える事は、「この悔しさを決して忘れてはいけない」ということ。

人間の記憶は曖昧で忘れてしまう可能性がある。忘れないためにも日々この悔しさを思い出し、二度と同じ思いをしないよう心掛けていればほんの少しの甘えや妥協、自分への偽りなど許せなくなるのではないのだろうか。そしてその行動は自信となり、その自信は発言となり責任感が生まれ己を更に高みへと引き上げてくれるものではないのだろうか。

 

自分がどうなりたいのかを明確にし、その為になにが必要かを考えトライをする。

取り組み、考え方を確認し再度自分の目標であり目指す場所を設定し取り組む。

ただ漠然と「試合に勝つ」では無く、勝つためになにが必要か、どのような取り組みが必要か。

個人個人ではなくチーム全体の意識として統一していかないと一体感はでてこない。

 

根本として「勝利」という揺るがない絶対的な目標に向かって一人一人が勝利の為にどのようなアプローチが必要か。

試合に出る出ない関係無く勝利に向かって各人の役割があると思う。その役割が明確で全うできた選手が何人いただろう。

 

自分以上に選手が悔しいのはわかっている。当事者の気持ちにはなれないしものすごく重圧がかかっているものだと思う。

ただ、プレイできない人の気持ちもわかってもらいたい。勝負の場に立てる事、勝負できることを粋に感じて堂々と「勝負」してほしい。

今一度野球が出来ることが当たり前では無いと強く思い戦ってもらいたい。

勝利に向かう「覚悟」・「責任感」・「自覚」を持ち邁進して取り組んでほしい。

 

この敗戦を、この夏の練習を今後に生かさなければただの「敗戦」でしか無くなってしまいます。

この夏を実りある夏にし第43回社会人野球日本選手権へ向け精進して参ります。引続きのご声援賜りますよう何卒宜しくお願い致します。

 

まとまりが無く大変読みづらい文章となってしました。大変申し訳ございません。

 

かずさマジックは今一度チームの一体感を見つめ直し取り組んで参ります。

 

改めまして今後とも宜しくお願い致します。

 

沖崎

 

※今後更新頻度をあげられるよう努めて参ります。引き続き宜しくお願い致します。

 

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  • 掲載日:2017年7月4日